僕が本当に面白いと思うこと

6月3日に京都で一人コントライブします。よかったらどうぞ。

短歌をいくつか詠みました

ねぎ・じょうろ・白米仕立ての夢の国 お茶漬け食べた お茶漬け食べた

 

ひげそりがひげそり自身そりあげる 一人暮らしの曖昧な夜

 

手に持ったこれがライターじゃないのなら 二度とテレビを信じるものか

 

電線を食べるおじさんに挑んだ食べないおじさんコールドで勝ち

 

バファリンのもう半分の半分は水に溶けない虚無の苦しみ

 

夢野とかあの辺読んでる中学生 意味もご飯も咀嚼してない

 

えいひれを好きな女の名で呼ぶとあの歯ごたえが悲しくて酒

 

ウエットのティッシュのウェット何の水?匂いはいいし汚れ落ちるし

 

なんだろう行ったことないカリブ海 どうせ行ってもハマらなさそう

 

卵って放置してると腐るよな 色んなものがそうなんだけど

 

雨靴でわざと跳ねたりしたけれど水たまりってだいぶ汚い

 

腕組みの仕方で分かる性癖にたいしたものがあるわけもない

 

例えばさポトフ舐め合う冬の恋人 ギリギリロマンないと思うよ

 

うぶうぶと産毛はえてる頬撫でる 自分のだけど悪い気しない

 

雲をみて空のおっぱいと名付ける 土日待たずに自殺したろか

 

タバコって音がいいよねタバコって トリニダードのトバコと違って

 

絶対にかなわぬ願いなんだけどコナンドイルの刺身食べたい

 

恥よりもかいてはいけないものがある 何って言われちゃ出てこないけど

 

世の中は色んなとこにプロだらけ 満員電車肩身狭すぎ

 

おだやかな悲鳴にも似た夜明け前 ひびわれたゲロ 群がる小鳥

 

「SとM、あなたはどっち?」延々とおしべとめしべに聞きまわる旅

 

「悲しいな」「お前は星を知らないな」GPSが罵声浴びてる

 

どうせなら美味いお菓子を置いていけ かさばらなくて値段張るやつ

 

エラ呼吸できる牛なら泳げるよ 水牛あたりはなくてもいける

 

罰としてお前は一生張り切るな 結婚式も運動会も

 

歯ブラシのかたい・やわいが分かるひと・分からないひと それぞれの墓

Taiki Obonai 2014-